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公務員の給与は高卒と大卒でどのくらい違う?高校生が知りたい事情に迫る!

2024.06.12

公務員の給与は、高卒、専門学校卒、大卒のどのタイミングからでも就職できますが、給与はどれぐらい違うのでしょうか。

大卒の場合は給与が高く設定されていることが多いですが、高校卒業後、公務員に就職する人も多いです。

この記事では、高卒、専門学校卒、大卒の公務員の給与の違いと公務員専門学校に通うメリットについて詳しく解説します。

公務員の給与のことで悩んでいる学生さんは、ぜひ参考にしてください。

公務員の給与は学歴によって違うのか

公務員の給与は学歴によって違うのか

公務員の給与は、基本的に学歴で変動せず、所属する自治体や職種によって変わります。

ここでは、学歴ごとの公務員の給与について詳しく解説します。

高卒程度で目指せる地方公務員の平均年収

高卒程度の地方公務員における平均年収は、総務省の『令和4年地方公務員給与の実態』によると、20代は約288万円となっており、50代になると約602万円となります。

このように、勤務年数によって年収は大きく変わり、勤務年数が長いほど俸給が上がっていくため、長く勤務すれば将来的にも高い収入を得ることができます。

大卒程度で目指せる地方公務員の平均年収

大卒程度の地方公務員における平均年収は、総務省の『令和4年地方公務員給与の実態』によると、20代は約303万円となっており、50代になると約626万円となります。

大卒程度の公務員も勤務年数によって年収が変わってきます。

上記の高卒程度の場合の平均年収と比較しても、大きな差はありません。

高卒・専門学校卒・大卒は学歴による大きな違いはない

公務員は、基本的に学歴は重視されていないため、高卒や専門学校卒で年収が大きく変わることはありませんが、自治体や職種によっては大卒の場合に基本給が高く設定されている場合があります。

たとえば、専門職のなかで、大卒や大学院卒が条件となっている職種もありますが、そのような職種は収入が高い場合もあります。

大卒よりも高卒や専門学校卒の方が早く就職できるため、経験を積んで仕事のスキルを高められます。

したがって、職務経験を積んで評価を得ていけば、大卒の人よりも早く重要な仕事を任せてもらえる可能性があります。

高卒、専門卒、大卒でキャリアプランに大差がない理由

公務員という職業の特性により、どのような学歴でも昇進までの道のりに大差がありません。

たとえば、高卒で公務員になった場合は基本的な業務から始まり、職務経験を得て昇進の機会が与えられます。

公務員試験においても、学歴に左右されないように採用試験の実施内容が統一されています。

また、公務員には多様な職種があり、自分の興味のあることや得意な分野の仕事を選択できるため、キャリアアップが可能です。

公務員は、高卒の場合でも成長できる機会が多く、将来に向けたキャリアプランの形成を立てられるため、魅力的な職業です。

専門学校に通って公務員を目指すメリット

専門学校に通って公務員を目指すメリット

専門学校を通して公務員を目指せば、より確実に合格に近づくことができます。

ここでは、専門学校卒で公務員になるメリットについて詳しく解説します。

効果的な学習ができる

公務員の専門学校は、合格に必要な科目の授業や社会に進出するときに役立つスキルなどのさまざまな公務員の分野に対応したカリキュラムが組まれています。

勉強すべきところがわからない場合でも、カリキュラムに沿った学習をすることで、合格に近づけます。

したがって、これから公務員を目指す方、公務員試験に失敗してしまった方、独学で勉強しているという方などは、公務員専門学校の利用がおすすめです。

先生とのコミュニケーションがとりやすい

公務員専門学校は、先生とのコミュニケーションがとりやすいため、学習内容に対する理解を深めやすい特徴があります。

専門学校では、少人数制での授業が行われることが多く、わからないところや聞きたいことを気軽に質問できるため、授業内容を理解しやすいです。

大学の場合では、基本的に一人の教授が講義をするような形となっているため、質問がしにくい可能性があります。

専門分野に強い講師によるサポートを得られる公務員専門学校は、安心して公務員を目指すことが可能です。

公務員試験に役立つ情報を得られる

公務員の専門学校では、公務員試験に関する最新の情報や試験対策方法などを教えてもらえます。

たとえば、公務員試験の出題される問題の傾向や、面接でよくある質問などの対策ができます。

自分一人で試験の対策をする場合は、やみくもに勉強し、自分で公務員試験対策の情報収集をしなければなりません。

大学の場合でも、公務員試験と重なる分野を学習しますが、公務員試験を専門とした直接的な試験対策を行うわけではないため、ある程度の独学が必要になってきます。

公務員専門学校に通えば自然に情報が得られるため、学習に集中でき、最適な公務員試験対策が行えます。

大学よりも比較的入学しやすい

公務員の専門学校は、公務員を目指す熱意が重視されるため、大学よりも比較的入学しやすいです。

大学は、推薦入試や一般入試を通して合格する必要があり、勉強や面接のための時間と労力がかかります。

また、公務員の専門学校は公務員試験の対策に特化したカリキュラムとなっており、効率的な試験対策が行えるため、1年から2年という短い期間で公務員を目指せます。

公務員になりたいという意思が強い人は、高校卒業後に公務員の専門学校に通って公務員の勉強を効率よく行うのが望ましいです。

公務員を目指す仲間の存在

公務員の専門学校は、学生全員が公務員を目指しているため、一緒に勉強する仲間を作れます。

仲間と一緒に苦手な科目を相談し合えば楽しく学ぶことができ、色々な生徒と話すことで、面接や社会において役立つコミュニケーション能力も身に付きます。

大学の場合は、さまざまな進路や就職先に分かれ、個別に就活を行うような形となるため、公務員を目指す人の割合は比較的少ないです。

周囲に同じ目標を持つ人がいないと、自分の力のみで勉強に励む必要があります。

公務員になるという同じ目標を持つ仲間がいれば、モチベーションの向上と維持にもつながります。

大学よりも比較的学費が安い

公務員の専門学校は、1年から2年の短い期間でカリキュラムが組まれているため、大学に通うよりも比較的学費が少ないです。

公務員専門学校は、2年制の場合に100万円から250万円程度の学費が必要ですが、私立大学では450万円程度の学費が必要になります。

早く就職して働きたい方や金銭的に大学に通うのが難しいという方は、専門学校に通うのがおすすめです。

公務員専門学校を選ぶときのポイント

公務員専門学校を選ぶときのポイント

公務員専門学校を選ぶときは、明確な実績を持ち、自分が目指す公務員に合格できる条件や学習しやすい環境を提供しているかどうかに注目する必要があります。

ここでは、公務員専門学校を選ぶときのポイントについて詳しく解説します。

明確な合格者の実績

公務員専門学校を選ぶ際に重要となるのが、どれだけ公務員になった人がいるのかという実績です。

具体的には、最終合格者の数に注目する必要があります。

合格者数が多い公務員専門学校は、生徒を合格に導くカリキュラムを備えており、高い指導力を持った先生や公務員試験に関する情報も多く備えています。

ぼんやりとした合格者数ではなく、明確に数字で表記しているか確認することが重要なポイントです。

確実に合格に導く条件があるか

自分が目指す公務員への合格に導ける公務員専門学校を見極める必要があります。

公務員専門学校は多く存在し、クラス編成の仕方や模試の実施頻度など、さまざまな特徴を持っています。

たとえば、クラス編成に関しては、あまりにも多い人数では先生の目が行き届かず、生徒の質問にも十分に答えられないため、少人数なのが望ましいです。

公務員専門学校に入学する前に、自分にとってプラスとなる条件を定めておくことが重要です。

学習しやすい学校環境

公務員専門学校には頻繁に通うことになるため、学校の雰囲気や校風について確認しておく必要があります。

学校の雰囲気が自分に合わなかった場合、通学自体が苦痛になってしまう場合があります。

また、実際の授業についても、わかりやすくて質が良い授業内容であるかが重要です。

インターネットやパンフレットには、基本的にポジティブな内容しか書かれていないため、学校の雰囲気や授業の仕方は、実際にオープンキャンパスに参加して確認しましょう。

まとめ

公務員の初任給は、大卒、専門学校卒、高卒で比較すると大卒の初任給は高く感じますが、それは単に年齢が違うからです。

同じ年齢で比較した場合、大卒、専門学校卒、高卒では大きな差がなく、地方公務員初級の範囲においては、高校卒業後や専門学校に通ってから就職すると早くから社会経験が積めます。

公務員専門学校に通って公務員を目指す場合、効果的な学習や公務員試験に役立つ情報が得られ、同じ目標を持つ仲間とともに勉強に取り組めるため、より確実に合格に近づくことができます。

公務員専門学校を選ぶときは、明確な最終合格者数の実績を持っており、合格に導けるプラスとなる条件が揃っているか、学習しやすい環境であるかが重要です。

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ゼミ学習では、クラスメイト同士で相談しながら問題にチャレンジでき、楽しい雰囲気で効果的に学習に取り組めます。

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